履歴書と職務経歴書は、読まれる前に選別される
応募書類の作成に取りかかる前に、まず押さえておいてほしいことがあります。
それは、応募書類はすべて、あなたから会社へ宛てた正式な文書であるということです。
当たり前のことのようですが、書類の取り扱いひとつで、信用にかかわるのがビジネスの常。 あなたの仕事ぶりは、採用担当者が封書を受け取ったところから試されていると考えましょう。 応募者の多い企業ではなおさら、他の応募者と比べられるものです。採用担当者に少しでもよい印象を与えるよう、気を配りましょう。
手書きの履歴書の場合は、たとえ何枚も作成することになったとしても、1枚1枚を丁寧に書きましょう。
雑な文字、省略された情報は、あなたの仕事ぶりを疑われるか、何枚も履歴書を書き続け、書き疲れているのではないかと相手を疑わせます。
応募書類は、大切な契約書や役所に提出する書類と同じように考えましょう。
- 住所は都道府県名から、丁目、番地、マンション名まで略さずに書きましょう。
- 学校名、勤務先名も正式名称を記入しましょう。
- 入学、卒業年度や就職期間に間違いがないか確認しましょう。
- 誤字、脱字がないか見直しましょう。
- 間違いがあった場合は、修正液や修正テープを使用せず、二本線で取り消し、訂正印を押すようにしましょう。
書類を汚さないように気をつけましょう。
もし折り目やシミのついた履歴書を提出すれば、あなたが会社の書類をどのように扱うか、簡単に想像されてしまうでしょう。 まして、転職書類を複数の応募先で使いまわしているのではないかと疑われてしまったら、その会社との縁は期待できなくなってしまうでしょう。