ルーシッド職務経歴書の書き方

転職や中途採用求人に使えるルーシッド職務経歴書の書き方を具体的な事例をもってご紹介します。

ルーシッド職務経歴書サービスによる、職務経歴書の書き方ガイド

派遣社員から正社員への転職に必要なアピールポイントは2点

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Q. 正社員を希望しているが自信がない

現在、事務職で派遣社員として働いています。 更新も交えて三社で働いてきましたが、今の派遣先が契約満了となったら、転職したいと考えています。 正社員を希望していますが、採用される自信がありません。 どのようにアピールすればよいでしょうか。

A. 即戦力と成長性をアピール

派遣社員であることを、ことさらに不安に思う必要はありません。自分の経歴を客観的に振り返り、強みと弱みをしっかり把握しておくことが大切です。

派遣社員として働いていた人はキャリアが豊富なため、即戦力として期待してもらえる可能性が十分あります。自信を持って、これまでに培ってきた経験をしっかりアピールしましょう。

  1. 実務経験をアピール
  2. 将来性をアピール
職務経歴は明確に

まずは希望職種と関連の深い会社に勤務していた時の情報をピックアップし、受けた研修や実績など、スペースを割いて詳しく書きましょう。

経歴を書く際には、採用担当者の誤解を招かないよう、登録している「派遣元」の会社名と実際に働いていた「派遣先」の会社名は分け、どの会社からどの会社に派遣されたのかがわかるように書きましょう。

社内研修はもちろん、希望職種に関連したセミナーや通信教育の受講など、前向きな姿勢を伝えられる内容があればさらに好印象です。

在職期間が短い会社や、希望職種と関連のないと思われる会社は会社名と期間、業務内容など最低限の記述にとどめておき、自己判断で記入を省略することは避けましょう。

長期的に一緒に働けるか

また一方で、企業側は派遣社員に対して、組織で長く働けないタイプの人間ではないかという不安を持つものです。自己PRや添え状を書く際には、長く勤務したいという気持ちや継続したスキルアップについて、またこれまでの職場での人間関係が良好であったことなどにもさりげなく触れておくといいでしょう。

ところで、企業が派遣社員と正社員に求めるものの違いについては、考えたことはあるでしょうか。企業が派遣社員に求めるものは、現在のスキルであり、即戦力としての実務能力を何よりも期待します。

一方で正社員は、長期雇用を前提としているため、豊富なキャリアはもちろんのこと、今後「何をやりたいか」「何を目指すのか」といったビジョンを明確に持っているか、そしてそれが会社の方向性と一致しているかまでチェックされます。さらに、今後の成長が期待できる人材かという将来性も重要なポイントです。正社員として応募する場合は、この応募企業だからこそ自分の強みを生かすことができるのだとアピールしたうえで、今後は応募企業に貢献できるように成長していきたいのだ、という姿勢を見せることが大切です。